桃の節句の由来は?かんたん♡人気のひな祭りレシピ♪
ひな祭りは中国から伝わった五節句(人日・上巳・端午・七夕・重陽)
のひとつです。
季節の変わり目に川で身を清めて、汚れを祓うという神事でしたが、
平安時代に、宮中の女の子たちの間で行われていた人形遊びと結びつき、
女の子の健康と幸せを願ったのが、ひな祭りの起源だと言われています。
ひな祭りには古くから伝わる伝統的なお祝い料理があり、
春の訪れを伝える旬の食材が使われています。
代表的なものとして、はまぐりのお吸い物や菱餅(ひしもち)、
ひなあられや白酒(しろざけ)、ちらし寿司など。
それぞれの料理や色にも縁起の良い意味が込められています。
風情ある桃の節句の由来を知ると、よりいっそうひな祭りが楽しめそうですね。
はまぐりのお吸い物
仲の良い夫婦を表し、一生一人の人と添い遂げるようにという
願いが込められた縁起物です。
《材 料》(2人分)
はまぐり(殻付き・砂はきしたもの) 2個
三つ葉 2本
本つゆ(白だし)50ml
水 450ml
《作り方》
1.はまぐりは殻を洗い、三つ葉は1cm長さに切る。
2.鍋に(A)を合わせ、はまぐりを入れて中火にかけ、静かに煮立たせる。殻が開き始めたらアクを取る。
3.お椀に注ぎ、三つ葉をちらす。
☆はまぐりは薄い塩水に浸けて一晩おき、砂出しをしておきます。
手づくりひなあられ
餅に砂糖を絡めて炒った、ひな祭りの代表的な和菓子のひとつです。
市販のものより香ばしく甘さも控えめです。
《材 料》(3〜4人分)
もち米100cc
粉糖適量
色粉(赤・緑・黄)適量
揚げ油 適量
《作り方》
1.揚げ油を170℃に熱し、もち米を洗わずに入れる。
※もち米は3回に分けて揚げる。
2.ポップコーンのようにはじけたら、手早くペーパータオルを敷いたバットにすくいとる。
3.熱が完全にとれたら、ポリ袋に粉糖と色別に揚げたあられを入れ、
空気を吹き入れてふくらまし、まんべんなくシェイクする。
白=粉糖のみ
ピンク=粉糖+赤の色粉
緑=粉糖+緑の色粉
黄=粉糖+黄の色粉
☆色粉を少なめにするのが優しい色に仕上げるポイントです。
ひし餅風3色ミルクゼリー
色の餅を菱形に切って重ねた飾り物で、
緑は「健康や長寿」、白は「清浄」、ピンクは「魔除け」を
意味すると言われています。
抹茶・イチゴジャムを使ったひし餅風のほんのり甘いミルクゼリー。
《材 料》(3〜4人分)
◎上段(ピンク)
牛乳 250ml
苺ジャム 大さじ2
ゼラチンパウダー1袋5g入り
◎中段(白)
牛乳 250ml
抹茶パウダー 小さじ1/2
ゼラチンパウダー 1袋5g入り
砂糖 大さじ1
◎下段(緑)
牛乳 250ml
抹茶パウダー 小さじ1/2
ゼラチンパウダー 1袋5g入り
砂糖 大さじ1
《作り方》
1.牛乳を火にかけ温めます。下段の材料(砂糖、ゼラチン、抹茶)を入れて溶かします。
2.少量の水で濡らした型やカップに注ぎ入れ、気泡があれば潰します。
あら熱が取れたら冷蔵庫で固まるまで冷やします。
3.同様に上段の材料((砂糖、ゼラチン)を入れとかし、あら熱が取れたら2.の上に 注ぎ入れ冷蔵庫で冷やします。
4.同様に上段の材料(砂糖、ゼラチン、苺ジャム)を入れとかし、あら熱が取れたら3 の上に注ぎ入れ冷蔵庫で冷やします。
5.冷やし固まったら、菱形にカットして出来上がりです。
☆3回冷やし固める時間が必要なだけです♪
透明カップに冷やし固めてカップゼリーにして、
気軽なパーティーにも喜ばれる一品です♪